2023/02/25 見失って目玉を撫でる

・昨日の日記が2時とかに書いてたせいで今日の日記と日付が被る。まあいいか

 

・この休みのあいだに何か書きたい!と思っていても、現実を見つめるのがいやすぎて無理になってしまっている。何を書くのかだって、私が決めないといけないのにな。

 

・わかっている~~~去年出来なかったオリジナルの長いのを書いて連載するか、書きためて本にするか、それをもって出版社か文芸のなんかに見せにいきたいのだ。

 

・だから別の、完全趣味の原稿がはかどらない。はかどらないというかちょいちょい考えたくない……と遠ざけてしまっている。私が予定を組まなければいけないのに、先の予定のことなんて考えたくない。なんか仕事忙しくなるみたいだし。まあもとより酷く忙しい職場に投げ込まれながら、問題ないとそのまま動いていたわけだが、上司のストレスはピークに達し結局私もよくわからん作業を無理やりに覚えさせられる羽目になった。

 

・元より書いている休みは絶対貰うからな。オマエがいいって言ったんだからルールは守れよ。

 

・まあ仕事の話はそれとして、誰かに小説を読んでもらいたい。楽しくじゃなく、文書としてちゃんとしているか、採点みたいな感じで。友人は趣味が合わず、読んでほしいと知人に頼むのも恐ろしい。逆に全く知らない誰かに見せて、人格攻撃以外の指摘を受けたい、と常々思っているのだった。そのためには他人に見せられるものが必要だ。

 

・誤字脱字はともかくとして、ちゃんと文章として、小説として成り立っているのかいつも心配だ。ホワホワフワフワしたままおかしいことになっている、としたとして、じゃあどこを直してどこをこうしてああして……と具体的に手直ししてみたいのだ。

 

・という「今年中にやりたいな……」をじんわりと抱えながら、具体的な日付を決めずに目的を見失っているせいで私は机に置いてあるワドルドゥぬいぐるみのでっかい目玉をぐりぐりと撫でている。きちんと出るイベント、書かなければいけない小説がいくつか、書きたいものが何かを順序立ててスケジューリングして、進捗を見ながらやらないといけないのに、現実から目をそらしまくっている。

 

・この現実から目をそらす、という癖も大概悪癖で、私は逸らしていながらも横目でそれをチラッと見続けている、視界の端にそれがあるせいで全ての物事に対して常に全力を出していない。そして全力を出していないので、私ってまだ全力出してないからこの程度なんだよな、みたいなあまりにもアホすぎる感じになってしまう。舐めプだ。最悪。

 

・今書いて目の当たりにしてかなり落ち込んだがとても中二病だ。最近の中学生に失礼なレベルの、昭和の匂いのする中二病をやっている気がする。結局全力出し切って何かやってみるようなこと出来ただろうか。イベントには参加するたび新刊を出しているしイベントに関しては(毎度デザイン等は不足があるとは思っているが)それなりに対応出来ているように思うが、結局やりたいやりたいと言いながら大きな目標に向けて前進することも出来ていない。いや、まあ去年あたりに文芸のイベントに出てオリジナルを一本かき上げた記憶があるので、積み重ねなんだろうな……とは思うのだが。

 

・嫌な記憶ばかり思い出して、楽しい記憶はすぐ忘れてしまう。よくないな、と思う。

 

・そういえば、今の自分は今の自分であって、過去の自分はすべて自分ではない、という言説をこの間聞いてへえ、と思ったのを今思い出している。

 

・過去の自分、全ての失敗、成功、すべては過去の自分がおこなった事であって、今の自分にはなんら関わりはない、という考え方だ。それはちょっと極端じゃない?と思いはしたのだが、過去の失敗や嫌な記憶ばかり蓄積してうだうだとしている私にはちょうどいい考え方なのではないか、と少し思った。

 

・不必要なネガティブさを今、この瞬間に切り捨てて、今ここに存在する自分だけがほんとう、とするのであれば、とても楽になる気がしたのだった。

 

・ただ、今の自分は眼精疲労と睡眠不足に負けて目がしょぼついているので今の自分を基準にするとまずいったん目を休めるところから始めないといけないので……いや、それでいいか。

 

・今日は七時に起きて八時に準備し、始業より前に散歩を始めた。二駅ほど徒歩で移動して知らないハンバーガーショップでモーニングっぽいトマトとレタスと鴨(たぶん鴨)のハンバーガーを食べて、そのイラストを描いてから戻ってきた。

 

・七千歩ほど歩いてからだらけた。洗濯物も干したし昼飯も食べた。最近はドリトスに野菜を入れてシェイクしてドレッシングとレモン汁をかけて食べるとうまいのでそれを作って食べたが、米も必要かと思ってまぐろの寿司をスーパーで買ってきた。

 

・創作的な事はあまりしていないが、まあ、いい休日なのではないだろうか。とりあえず今からちょっと目を休めながら、未来の予定に対して取り組み始めようと思った。